MinGW でビルドする RX マイコン用 gcc

開発環境を MinGW に移行して、懸案だった RX マイコン用 gcc の構築を行った。

以前の cygwin 環境では、途中で、gcc が止まったり、妙なエラーが出て、上手くコンパイル出来ない状態だった・・
これは、適切なオプションを選択する事で回避出来るようだが、情報が無いし、試行錯誤に疲れて棚上げ状態だった。

MinGW 環境では、何とも普通にコンパイル出来るので、逆に不思議でさえ思ったが、これが普通なんだろうね・・・

コンパイルの詳細は、「Interface 2014年2月号」に詳しく載っているようだが、ネットにあるクロスコンパイラの構築などを参考にしても良いだろう。

手順が複雑で、扱うパッケージのバージョンとの相性などがある為、上手くいかない場合があると思う。

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RX マイコン用では、gcc-4.7.3 が良いようだ、C++11 を本格利用は出来ないが、C++0x は使えるので、問題無いと思う、gcc-4.8.x は失敗するようだ。

RX-gcc-4.7.3-ELF パッケージ
※コンパイル済みバイナリーを置いておく。(107MB)
※gcc-4.8.1 で構築した。