データロガーのケース

ATMEGA版データロガーだが、KiCADの評価はひとまず終えて(現在のバージョンで何とかなりそうだ)、ケースを完成させた、それに伴い回路も少し改造した。

いつも一品物を作る際に苦労するのがケース、市販されている大き目のケースに入れれば良いのだが、実際に使う事を考えると、それも少し痛い、今回のように基板を作る事を考えると、どんなふうにまとまるのか考えておかないと、基板のレイアウトや構成も定まらない。

最近、「低発砲塩ビ板」が結構使える事が判った、これは、アクリルサンデー株式会社が販売しているフォーレックス@と言う材料で、軽く、加工が簡単(カッターで切れる)なのが主な特徴、ただ、それなりに柔らかい(爪で強く押せば傷がつく)ので傷が付きやすく、剛性が求められるようなところには使えない。
それでも、構造を工夫すれば、ある程度は頑丈に作れるし、気軽に作れる点で、試作とかには非常に優れた材料だと思う。

今思えば、建築関係の人が、モデルを作る時とかに良く使っているのではと思う。

今回は3mm厚の板を、基板に合わせて、カットして専用接着剤で張り付け、ヤスリで加工した。

生板のサイズから効率良く切り出したのだが、横の長さが不足して、電池を入れるスペースが少なくなってしまい、単三電池は入らない事が判明し、急きょ、単四電池を入れる事にしたのだった・・・・・

※ボスに2.6mmのナットを埋め込んでいる。
※ボスが4か所だと、少し弱いので、急きょ横にネジを二か所追加してみた。
※角をヤスリで丸く仕上げた。
※液晶の穴は、同じ厚み(3mm)のアクリル板を加工、淵にフライスで「ツバ」を着け、段差をなくした。

かなりいきあたりばったりで、原寸合わせで図面も作っていないが、それなりな物が出来た感じ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください